北欧家具の改善点

人生初の北欧家具の製作したときは、何度も改善点を先生に指摘しもらいながら、納得のいく物を作りまして、精魂込めて完成まで体も頭もボロボロになるくらい使い、何でも力の限り努力しないと、その先が見えませんし、そこからしか生み出すことの出来ない作品もあることを知っていたので、いつでも正面からぶつかって勝負をしていました。

その当時はデンマークに留学をしていた時期でもあり、日本から持ち込んだ道具の調整を行うことも忘れてはならないところで、日本とデンマークは気候が大きく異なりのですが、スウェーデンのほうが北欧にあるということもあって乾燥しており、道具として利用している木が縮むという現象が起こり、これは日本でも季節によって温度や湿気のさがあるように、夏と冬とでは大きな差がでまして、それと同じことがデンマークに着いてからおこり、気候が違うので必然的な結果なのでしょうけどね。

特に鉋に関しては大部分が樫の木を使っているので、大きな変化が現れまして、私が予想していたよりも大幅に縮み、削る部分の刃が緩くなっていましたが、この時の改善方法として用いられるのが、少し丈夫な神などを間に入れるなりして調整し、試しに削ってみるなどして感覚を確かめてみるのですが、非常にアナログなやり方でもあり、刃の収まる部分をきつくするためには最善の方法で、そもそも北欧家具を作ること自体がアナログなところでもありますので、調度良いバランスが取れているのかもしれません。

創造性と意思

それにしてもデンマークの専門学校は、生徒の意思を尊重する学校でして、もちろん私生活は別として北欧家具に関することについては、やりたいことを最優先にしてあげ、それを実現するために先生たちが体を張って手助けするわけですが、努力して必ず完成までアドバイスすることを辞めませんし、その姿勢からは諦めない大切さを学びました。

北欧家具の職人として認定してもらうための道のりは、決して簡単なものではなく、そこに到達するまでには幾つもの壁を乗り越えなくてはいけませんので、自分のモチベーションを高い位置で保ちながらも、進み続ける事が必要でして、多くの人が家庭で利用してもらうための思考を凝らさなくてはならず、好きなことを仕事にするということは、単に自分勝手にデザインし続ける事でもなく、どうしたら喜んでもらえるのかを考え続けていかなければ、本物の北欧家具職人として認めてもらう事は出来ないでしょう。

その第一ステップとして、私はデンマークの学校に通う事にしたわけですが、そこでは道具の使い方は勿論のこと、様々な木材を利用して家具を作成していくので、応用力や幅広い知識も経験しながら学べて、これからの自分におおいにプラスになるのです。

いまさらという言葉を耳にする事がありますが、体が思うように動くうちは今更という言葉は意味をなさないと思っており、本気で志しているのであれば、今からでも本場の北欧地域に渡って、家具の事を勉強しても良いと思いますので、頑張っていただきたい。

そうすることで新しい自分を発見できるでしょうし、有益な時間を過ごす事ができます。